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戯曲

草の駅

初出:不明。1998年

【上演データ】
木冬社「サイスタジオにおける小さな公演VOL.3」公演
1999(平成11)年4月
会場:サイスタジオ
演出:松本典子/清水邦夫
【あらすじ】
ある山奥の精神病院にある日一人の女性が入院している筈の弟を訪ねて来る。医師や看護婦らしき人々があらわれるが、その病院はやがて廃止される運命にある‥
【コメント】
元々多摩美大の卒業公演のために書かれたものだそうです。 木冬社の「サイスタジオにおける小さな公演vol.3」で「朝に死す」と一緒に上演されました。

夢幻家族

【上演データ】
兵庫県立ピッコロ劇団
2001(平成13)年10月10日~14日
会場:ピッコロシアター(尼崎市)
2001(平成13)年10月27日~28日
会場:紀伊國屋サザンシアター
演出:秋浜悟史
出演:木全晶子(高橋かな子)/孫高宏(桂木)
【あらすじ】
廃線の駅のホームの精神病院にある日一人の女性が入院している筈の弟を訪ねて来る。医師や看護婦らしき人々があらわれるが、後に患者だとわかったりする。女性はかつて錯乱して弟を猟銃で撃ち殺していたことがあきらかになる。病院の廃止が決まり、疑似家族をつくっていた患者たちは散り散りになる。お別れ演劇会が企画されるが、上演されない。
【コメント】
「草の駅」を改訂して兵庫県ピッコロ劇団が上演。元々柳田國男の青春を描く新作の予定だったが、著作権などの問題から断念したそうです。


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