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2020年7月30日

2020年7月30日

TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING ― 山下達郎

TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMINGTATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING
2020.7.30 20:00~21:30
MUSIC SLASH

山下達郎初の音楽配信。ライブだけど生演奏の配信ではなく、ライブ映像の配信。インターネット配信用にミックスダウンしている。テレビのような大規模で安定したインフラではないインターネットではこの方法がベストと判断してだそうだ。とにかくどんなものか聴いてみないと話にならないだろうと思いチケットを買った。アーカイブなしとのことなので万難を排してモニタの前に。

予想以上の音質の良さに感動した。先に結論から言ってしまうと、これまで聴いてきた音楽配信ってなんだったの?って思う。先だって土岐麻子のスタジオからのライブはわりと音が良かったが、納得できたのはそのくらい。birdが過去のライブを配信したときも音はよかったけど、音と映像が一致してないのが難だった。無料のフェスなんかでスマホの撮影して生配信なんていうのがコロナ禍の最初の頃にあったけど、当時からあれはないなと思った。たとえ無料だとしてもね。今回の山下達郎、実は映像はそれほどよくはなかったけど、その分音に注力してる。実際に参加してみないとわからない。聴いてみてよかった。

山下達郎さん初の映像配信が、明日午後8時からスタート! この画期的なイベントを実現するまでの熱い想いを、MUSIC/SLASH代表・谷田光晴さんに聞く(Stereo Sound ONLINE)

2018年京都のライブハウス拾徳での3人編成(bass 伊藤広規/keyboard 難波弘之)。小さい小屋の臨場感がビリビリくる。シンプルな編成なのでじっくり聴かせるタイプの曲が並ぶ。鈴木茂の「砂の女」が嬉しい。1976年のシュガーベイブ解散コンサートのアンコールで演奏された曲で、1994年の中野サンプラザホール「SINGS SUGAR BABE」でも歌い、このライブからCD化されたもの。私は大貫さんが出るというので、このライブだけは観に行っているのです。

氣志團ライブはオープニングからノーカット。近藤真彦の「ハイティーン・ブギ」は山下達郎・松本隆コンビのアイドル男子曲(この後「硝子の少年」がくる)なんだけど、CDに入ってないし、サンソン(サンデーソングブック)でしか聴いたことがない。「アトムの子」でアンパンマンが入るのはお約束なんだけど、この曲から4人目のバックコーラスとして竹内まりやが参加。でもやっぱり「BOMBER」が一番嬉しい。「RIDE ON TIME」以前の山下達郎が本当に好きだった。荒削りな音づくり。ベースが強調され過ぎてるところ等々。

1986年の映像では故・青山純(drums)や土岐英史(sax 土岐麻子のパパ)の姿が見られる。そう言えばバックボーカルに故・村田和人もいた。竹内まりや「Plastic Love」がラストっていうのはいろいろ思うところはある‥。今回、人に書いた曲や人の曲が多かったのはいろいろ狙いがあったんだろうな。

TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMINGセットリスト

2018.3.17 京都 拾徳
山下達郎 アコースティックライブ

1.ターナーの汽罐車
2.あまく危険な香り
3.砂の女
4.希望という名の光
5.Since I Fell For You
6. What's Going On

2017.9.7 千葉県 袖ケ浦海浜公園
氣志團万博2017 YASSAI STAGE

1.ハイティーン・ブギ
2.Sparkle
3.BOMBER
4.硝子の少年
5.アトムの子
6.恋のブギ・ウギ・トレイン
7.さよなら夏の日

1986.10.9 郡山市民文化センター
So Much In Love

1986.7.31 中野サンプラザホール
Plastic Love

山下達郎、こだわり抜かれた"音"の初ライブ映像配信 ファンも驚嘆「オンラインとは思えない臨場感」( ORICON NEWS)