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2015年4月

2015年4月26日

Paul McCartney Out There Japan Tour 2015

Paul McCartney Out There Japan Tour 2015Tokyo Dome 2015.4.25

開場1時間、開演50分ほど遅れました。ひょっとして、また...いやいや、大阪も東京初日も元気そうだったのに...と一瞬や汗をかきましたが、無事開演。

私たちが聞いてきたそのままのアレンジで、余計なことは一切せず、ひたすら私たちを楽しませるために演奏を続ける職人的エンタテイナーぶりでした。曲が短い上、持ちネタ世界で一番多いアーティストですから、たっぷり2時間45分、39曲と曲数も多い。ステージの上で一切水を飲まないのは本当でした。

私自身、本ツアーの事前情報を入れないようにして行ったのもよかったと思います。前回の来日時とあまり変わらなかったとのこと。動画などを見なかったから、新鮮でした。「Live and Let Die」がどこで来るかな~などわくわくできましたから。前回来日時は「Get Back」もあったようで、それはちょっと残念。大阪と東京初日はオープニングが「Magical Mystery Tour」だったそうで、それもまた良いかなと。

我ながら意外にも「We Can Work It Out」あたりでポロっと来てしまい、おそらく「Life Is very short and there's no time」という詩がこの年齢になり、実感としてわかるようになったからではないかなと思います。私がポールの歌声が好きだなと思うのは「Long Tall Sally」のようなシャウト系だったりするので、「Back in the U.S.S.R.」「Helter Skelter」のような曲が嬉しいです。ポールのバラードはちょっと私には甘すぎるので。

でも、本当のところは、ポール個人の曲としては「My Love」「Band On The Run」の頃が一番好きだったりします。1970年前半なので、かすかにリアルタイムでの記憶があるせいかもしれませんし、ふわっとしたポップな曲が気楽で好きだったようにも思います。

考えてみたら、ポールを観るのは1990年のGet Back Tour In Japan以来です。25年ぶりでした。あのときはいろいろあってアリーナで前から5番目という、本当に手の届く位置で観られました。それ以来、何故か行けなかったのですが、あれ以上の席はもう無理だと思っていたこと、ジョン・レノンが「世界で一番好きな声の人」なので、ジョンが生きていないことを確認する作業が辛かったんじゃないかなと思います。去年ようやく重い腰を上げて、もう一度行こうと思ったのに、国立で倒れられてしまい、今回はリベンジでした。あのときも国立まで実際に行って、現場のアナウンスで知ったことで、もう一度絶対に行こうという気にさせられたような気がします。今回、本当に行って良かったなと思います。

01. Eight Days A Week (The Beatles)
02. Save Us(最新アルバム「NEW」より)
03. All My Loving (The Beatles)
04. Jet (Wings)
05. Let Me Roll It (Wings)
06. Paperback Writer (The Beatles)
07. My Valentine
08. Nineteen Hundred and Eighty-Five (Wings)
09. The Long and Winding Road (The Beatles)
10. Maybe I'm Amazed 恋することのもどかしさ
11. I've Just Seen a Face 夢の人 (The Beatles)
12. We Can Work It Out 恋を抱きしめよう (The Beatles)
13. Another Day
14. Hope for the Future(最新曲)
15. And I Love Her (The Beatles)
16. Blackbird (The Beatles)
17. Here Today
18. New(最新アルバム「NEW」より)
19. Queenie Eye(最新アルバム「NEW」より)
20. Lady Madonna (The Beatles)
21. All Together Now (The Beatles)
22. Lovely Rita (The Beatles)
23. Eleanor Rigby (The Beatles)
24. Being for the Benefit of Mr. Kite! (The Beatles)
25. Something (The Beatles)
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da (The Beatles)
27. Band on the Run (Wings)
28. Back in the U.S.S.R. (The Beatles)
29. Let It Be (The Beatles)
30. Live and Let Die (Wings)
31. Hey Jude (The Beatles)

en1
32. Day Tripper (The Beatles)
33. Hi, Hi, Hi (Wings)
34. Can't Buy Me Love (The Beatles)

en2
35. Yesterday (The Beatles)
36. Helter Skelter (The Beatles)
37. Golden Slumbers (The Beatles)
38. Carry That Weight (The Beatles)
39. The End (The Beatles)

2015年4月25日

paris match 15th Anniversary Special Night

15anniversary-1Billboard Live Tokyo 2015.4.24

ビルボード東京。いつも上のカウンターかボックス席なのに、今回初めて下に行ってみました。おお、近い。でもやっぱりちょっと体勢がキツイな...あ、そして忘れてた。あまり近くに陣取ると、ミズノさんと目が合ってしまうんので、毎回ちょっと緊張する。

15anniversary-2.jpg選曲はアルバム1枚から1曲を前提にしているそうで、オリジナル10枚とカバー1枚からで11曲。なんとなく、ベスト盤+ちょっとおもしろい感じの選曲でした。オープニングの"passion8 groove"を1曲に数えないのが多分正しいのではないかと思います。派手な時代、とおっしゃってる時代もありましたが、お客さんは意外と「Summer Breeze」のような大ヒットで知ったのではなく、機内音楽のアオシス・レコード時代などの方が多いようです。私はほぼデビュー時からです。

ミズノさんは「ストロベリー・ワルツ」を堀さんと二人で演奏し、やはり泣いてしまいました。2ndではサプライズ・バースデイ・ケーキが出てきて、そこでもやはり泣いてしまったそうです。

15anniversary-3.jpgお料理はお二人のコラボのスペシャル・ディナーを。ついでにデザートプレートなんかをめずらしく頼んでしまいました。

15anniversary-4.jpg

ミズノマリ
杉山洋介

樋口直彦:guitar
坂本竜太:bass
濱田尚哉:drams
堀秀彰:keybord
山本一:sax

1.passion8 groove(Passion 8)
2.Happy-Go-Round(Volume One)
3.KISS (PM2)[2nd. Desert Moon]
4.太陽の接吻(♭5)
5.Summer Breeze(Quattro)
6.A Woman Needs Love(Our Favourite Pop)
7.タイムシェイド(Passion 8)
8.Strawberry Waltz(to the nines)
9.東京ベイ(After 6)[2nd. Rockstar]
10.Sandstorm(edtion 10)
11.虹のパズル(Flight 7)
en. Saturday(type III)