paris match winter concert 2011
12月3日(土)日本橋三井ホール 18:00開演
ミズノマリ(vo) paris match
杉山洋介(g,key) paris match
樋口直彦(guitar)
大神田智彦(bass)
濱田尚哉(drums)
堀 秀彰 (keyboards)
山中淳子(keyboards&chorus)
山本 一 (sax)
佐々木史郎(trumpet)
黒沢綾(chorus)
セットリスト
1. Saturday(Type III)
2. coffee machine(PM2)
3. VOICE(After Six)
4. ツキノシズク(PM2)
5. FM(PM2)
6. 暗礁(After Six)
7. TIME SHADE(passion8)
8. After Six PM(After Six)
9. Desert Moon MOON(PM2)
10. Song For You ~ Deep Inside(Song for you~Type III)
11. Eternity(♭5)
12. Strawberry Waltz(to the nines)
13. The Time After Sunrise(After Six)
14. Free(Passion 8)
15. アルメリアホテル(Quattro)
16. 虹のパズル(Flight7)
アンコール
1. 太陽の接吻(♭5)
2. soft parade on sunset(TypeIII)
3. Silent Night(Song for you)
デビュー当時から聞いてるのに一度もライブに行ったことがなく、行ってみたいと思っていたのだけど、やはり時間的・体力的に難しい。今年は前半にカバーツアーがあって、それも行きたかったが、年末にオリジナルのみの一度だけのワンマンライブがある。チケットはまだある。でもライブハウスではなくコンサートホール。それは着席を意味するので、比較的敷居が低く、思い切って行ってみた。
そんなにメジャーではないのにずっと聴いていたのは、この杉山洋介という人が同世代で、好きだった音楽がおそらくかなり一緒で、作る音楽に色濃く反映されていて、それで好きだというだけの話。あと女性ボーカルの声質が好みだったこと、もう一つ詞がかなり微妙な感じ。意味不明な言葉遊びとかはないのだけど、意味深な歌詞が多かったりする。不倫もドロドロした感じではないし、最新作に同性愛の内容があったりするので驚かされた。
6~7曲目に歌詞を映し出して歌っていたのは、新しい試みとのことだが、それだけ重要だということだ。このバンドはもともとは3人で、今は2人だけれど、抜けた古澤大も作詞というバックアップは続けている。この人の詞が実はかなりポイントが高い。
開演前と終演後のアナウンスもやっていたのはご愛敬。オープニングが"Saturday"なのは事前に予想出来ていた。アンコールの"Silent Night"くらいも予想の範疇ではあるが。オープニングの第一声の声がちょっとずれてて、ハラハラした。
生を聴いて感じたのは、この人の場合バックのコーラス隊が結構重要だということ。声量云々ではなく、良い声なんだけど線が細く、艶やかさはあっても豊かさや深みに欠ける面が若干あり、コーラス隊とのかけあいがフォローとして必要だなと思った。
年に1回ずつ、3~4バンド行きたいなと考えている今日この頃。若い頃というかバブルの頃、ドームあたりに来る往年の来日アーティストにさんざん行ってしまったので、もうそういうのはいいかなと思う。フェスティバル系も行ったっけ。今はもう出来るだけ小さいハコがいいと思っている。