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2010年10月20日

to the nines / paris match

to the nines / paris matchparis match の9枚目のアルバム。全体的に「街」や地名が多く取り上げられているアルバムで、それを「都会」をテーマにとか言ってしまうと陳腐なんですが、若干その気がなくもない。

「17」はおじさんが小娘に振り回されてる曲。援交というかなんというか。「Time Travel」はSwingout Sisterを意図的に狙ってる曲。"Breakout"そのまんまなので少しおかしいですが、好みなのは間違いないです。

「Lady's Jam」はズバリ"百合"です。ストレートなレズビアンの曲です。驚きました。雰囲気づくりのためかバックボーカル(高山奈帆子さん)とがっちりかけあいになっています。

「Happy Go Round」は懐かしのデビュー曲をボサノバにアレンジ。フルートが気持ちいい。歌が本当にうまくなった(泣)のがあからさまにわかります。

「SALON TOKYO」は前作"passion 8"の「ヨコハマ・シティ」に続く街の曲シリーズか?ちょっと高音が耳障りであまり好きではないが。地名続きで言うと「MUSIC」は"第三京浜に乗って観音埼の方へ"は地元民としては、ちょっと気になる詞ではあります。サビのギターのリフなんかは少し古いポップスのようで、聞き慣れた感じがします。意図的に少しなつかしめのポップスにしてるのかな。1970年代~80年代中盤の匂いがする。
「shor story」は打ち込みですか?悲しい歌詞にさわやかな曲調がアンバランス。「Shala-la-la」も街が主役。

「Strawberry Waltz」そのままワルツ。このリズムは珍しいせいか、このアルバムで一番印象的で、一番好きな曲かなと思う。ラストにもってくるだけあって、自信作なんだろう。

ビルボード東京のライブが2曲、おまけでついている。

01. dressed up to the nines(作詞・作曲:杉山洋介)
02. 17(作詞:古澤大/作曲:杉山洋介)
03. Time Travel(作詞:古澤大/作曲:杉山洋介)
04. Lady's Jam(作詞:古澤大/作曲:杉山洋介)
05. HAPPY-GO-ROUND ~AND WE LOVE YOU~(作詞:古澤大/作曲:杉山洋介)
06. SALON TOKYO(作詞:ミズノマリ/作曲:杉山洋介)
07. Red Shoes(作詞:ミズノマリ/作曲:杉山洋介)
08. MUSIC(作詞:古澤大/作曲:杉山洋介)
09. Floor(作詞:古澤大/作曲:杉山洋介)
10. short story(作詞:ミズノマリ/作曲:杉山洋介)
11. Shala-la-la(作詞:ミズノマリ/作曲:杉山洋介)
12. Strawberry Waltz
13. 太陽の接吻 (Recorded at Billboard Live Tokyo 2010.04.17)
14. Saturday (Recorded at Billboard Live Tokyo 2010.04.17)