ブエノスアイレス
■感想
1997年頃でしたっけ。公開当時、ウォン・カーウァイの新作はプイグの「ブエノスアイレス事件」にインスパイアされた作品と聞いてみようかなと思いつつ放置しておいた。そうしたら何故か映画のドキュメント本(ブエノスアイレス飛行記)が手に入り、読んでいるうちに見る気が失せた。
別にゲイ映画が嫌いというわけではないけど、積極的に見る方じゃないし、何せ全然プイグに関係ないじゃん。「ブエノスアイレス」ロケが見られるだけでいいか…うーん、って感じで。それで忘れ去っていたら、野谷先生の本で語られているからつい見てしまいました。
やっぱり無理に見ることはなかった。ピアソラの使い方が良かったのはさすがだなと思いましたけどね。それだけが収穫かな…