マジカル・ラテン・ミステリー・ツアー
■著者:野谷文昭
■書誌事項:五柳書院 2003.12. ISBN4-90164602-8
■感想
いや、読み応えがあった。10年分の評論・エッセイだから、さすがに。評論として純粋に面白く読めた。しかし新作発掘、という意味では物足りなかった。野谷先生の翻訳された本はほとんど読んでしまっているため。日本文学にはちょっと興味がないので、あとはキューバ、メキシコあたりに見たことのない名前があったので、あさってみてもいいかな…と思いつつ、翻訳されてないものばかり。
唯一、どうしてもやっぱり「ブエノスアイレス」見ないとだめみたいな気がして、しょうがないので読んでいる途中で見ました。公開当時から見たくないなと思ったんだけど。あと、読んだけど見てなかったのが「苺とチョコレート」。
しつこいようですが、もういいですから、誰か若いのにやらせてしまって下さい。リョサの「フリアとシナリオライター」の翻訳。
(追記)とか言ってたら出た!!ちょうどこの20日に!「フリアとシナリオライター」びっくり。ほとんどあきらめかけていたのです。