バーバーハーバー 第4巻
■著者:小池田マヤ
■書誌事項:講談社 2003.11.20 ISBN4-06-337533-1
■感想
2003年6月。生まれて○年、私は初めて大阪に足を踏み入れた。サッカーを見るため、長居競技場に行くという目的があったからだ。
…というくらいホント大阪には縁がなくて。ビジネスで所用が頻繁にありますとかないし、友達が住んでるとかもなかったし。わざわざ観光しに行こうとか、おいしいものを食べようとか思わなかったし。
そういや長野や八ヶ岳方面にスキーに行くと関西系の人が大勢いて、あまりマナーがよろしくなかったという偏見はある。あとウェアが派手だった。そのくらいなもんだな。でも関西系というだけで大阪とは限らないし。
知り合いはどうかというと、大学1年のときに4年生で1人いたくらいで、4年と1年だからあまり話したこともないし、あのガッコ関西出身者はいても大阪出身者はあまりいなかったって感じだし。社会人になってからしばらくの間も似たようなもんだったな。京都・奈良・滋賀方面はいるんだけど。で、この5年くらいは結構見かけるんだけど、もうトシ随分食ってるから、東京ナイズされててイントネーションに残ってるだけだったりするんで、あまりどうということもなかった。ただ、あの「ケチというか節制?」を美徳とする文化と「宵越しの銭はもたねーぜ」の文化の異文化コミュニケーションは面白かったなー。
そんなこんなで、大阪には縁がない、というよりは偏見の多かった私ですが、最近どうも「ボケとツッコミ」じゃない、漫才とは違う、「ぼ〜んやりした大阪弁」がかわいく思える、ということを言いたかっただけです。下手だからさ、しゃべらないけど、なんとなくこっちの方がニュアンスを上手く伝えられそうなことあるんだなって、わかりました。