最近読んだ本、見た映画・芝居、聞いたCD
» 全記事一覧
2001年6月22日
■著者:ホセ・マリア・アルゲダス著,杉山晃訳 ■書誌事項:現代企画室 1993.12.1 ISBN4-7738-9310-9(ラテンアメリカ文学選集8) ■感想 ペルーと言えばバルガス・リョサなんだけど、この人の「都会と犬ども」と舞台は同じ。ある程度教養のある階級の人はみんな放り込まれちゃうんだな、たぶん。 出だしは暗く、インディオの悲しいお話かと思っていたら、とんでもなく違う。寄宿舎での(白人の)少年たちの日々が過激に描かれている。面白くて一気に読めた。久しぶりに爽快な気分。
Tweet ラテンアメリカ文学
» もっと見る
Copyright © 2001-2018 Yuko Nagai All Rights Reserved.