5th Anniversary Live
会場：ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町 35F Sky Gallery Lounge Levita
日時：2021年8月28日（土）18:00～20:00（Live 19:00～19:40)

プリンスギャラリー東京紀尾井町の5周年記念イベントとして開かれたミニコンサートです。クリスマスコンサートをやっているのは知っていたのですが、毎年行けずにいたので、思い切って今年は来てみました。どうせコロナ禍であちこちは行けませんので、できるだけ安全そうなところへ。

35階～36階への吹き抜けで天井高い。客席数としては47席。バーとしては半年ぶりに再開したとスタッフの方がおっしゃってました。2時間この場所でゆったりおくつろぎくださいの中に40分のコンサートが入っているという感じです。でも客層はやっぱりアダルトな音楽ファンですよね。カウンターもあるので一人で来ても大丈夫そう。

アペタイザー（5種）とドリンクフリー。その中にミズノさんのノンアルコールカクテル「Marine DIVA」がコンサート開催少し前に全員に配られてました。パイナップルベースのおいしいカクテルでした。

最初の2曲「Stay with me」「太陽の接吻」とアンコール前の「stars」はparis matchの曲で、「Salon de Mari Platinum Songs」には含まれていない曲。堀くんとのコーナーとかでやったことがあるかもしれませんが、音源としてはない貴重な曲。いつも派手に手を振る「stars」がしっとりというのは珍しいかもしれません。

これは見上げたアングル。天井高い。「滝」をイメージしたラウンジだそうです。

3曲目からは「Salon de Mari...」。「Strawberry Waltz」を切々と歌うのはよく見かけますが、「東京ベイ」はどうだったかな。ライブでは定番ですが、バラードで歌ったこともあったかな...。まぁこの2曲は出色です。

「Kiss of Life」はSadeの曲。1992年の「LOVE DELUX」に入ってる曲で日本のアーティストにカバーもされてます。

そしてアンコール曲のカーペンターズ「遙かなる影」はバンド結成のきっかけにもなった曲なのですが、カレン・カーペンター以来ですよねこの声。

アペタイザーっていうからちょっとしたつまみかと思ってたら、そんなこと全然ない。これにあと1品プラスされてました。それと、帰りにモエシャンのおみやげもついてきた。

ラグジュアリーな会場ですっかり音楽に酔いしれました（酒類提供禁止ですのでノンアルコールのみ）。クリスマスもやってくれるかなぁ。来たいなぁ。

ミズノマリ
堀秀彰

1. Stay With Me
2. 太陽の接吻
3. Strawberry Waltz
4. 東京ベイ
5. Alfie
6. My Favorite Things
7. Kiss of Life
8. Stars
en. We've only just begun

2021.8.12
2nd　17:00開場　18:00開演

4/29のバースデイライブが昨年に引き続き開催できなかったので、今回が今年度初ライブだそうです。そうか。
とても涼しげなファッションの女性陣ですが、「夏のparis match」というテーマだそうで。アルバム「11」と「Round 12」を中心としているとは言え、ちょっと個性的なラインナップになりました。と言ってもライブでは演奏されたことがある曲ばかりですが。

「Close To You」の静かなバージョン～アルバムのボサノヴァバージョンに変わって行く編曲はとても楽しめました。「波待ち」も過去に演ったことがありますね。スカっぽいリズムが好み。「After 6」は暗い曲多いイメージですが私はわりと好きですね。

メンバー一部変更とあったけど、トランペットがいない感じですね。クリスマスコンサートの時と違い山本さんが戻って来てるのでホーンセクションは安定してました。衣装の華やかとは対照的に、いつもののんびりした感じではなく、ていねいではあるけど、危機的な状況でライブをやってる緊張感は若干感じられました。

山本一さんがつくってるというparis matchの季節ごとのプレイリスト公開して欲しいです。洋介さんに企画書を書いて出せばと言ってましたが、でもそういうアルバム売りにくい時代になりましたね。簡単にプレイリストつくって公開して共有できる。私も作ってみようかなという気にはなる。

ミズノマリ（paris match)（Vo）
杉山洋介（paris match) （G,key）
樋口直彦 （G）
坂本竜太（B）
濱田尚哉 （Dr）
堀秀彰 （Key）
山本一（Sax）
佐野聡（tro)
黒沢綾 （Cho）

1. Bahia Sunrise（Round 12）
2. シベリアン・ラプソディ（11）
3. 波待ち（flight 7）
4. Searchin'（Round 12）
5. 甘い予感（1stはさよならシーサイド）（Round 12）
6. Close to you（volume one）
※メドレー（7～9）
7. 十六夜（After 6）
8. ナミビアの砂（11）
9. 恋の兆し（After 6）
10. stars（♭5）
en1. ダストインパリス（11）
en2. Saturday（Type III）

日時：2020年12月20日（日）
会場：昭和女子大学人見記念講堂
時間：開場 16:00 　開演 17:00

出演者：大貫妙子
ゲスト：坂本龍一
指揮/編曲：千住明
オーケストラ：Grand Philharmonic TOKYO
バンド：小倉博和(G)／鈴木正人(B)／林立夫(Ds)／フェビアン・レザ・パネ(P)

2016年のシンフォニックコンサートも素晴らしかったですが、今回もまた贅沢なコンサートになりました。コロナ禍で一つ空きの席でしたが、開催できただけで本当にありがたい。この人数で練習してリハーサルして、一人も感染者出してないということが素晴らしいです。

教授が登場することがコンサート直前に発表され、ラッキーと思ったことは間違いないです。漫才か！という掛け合いが繰り広げられて楽しかった。

1st Set
1. Overture:夏に恋する女たち～突然の贈りもの～黒のクレール～風の道～ピーターラビットとわたし
2. 幻惑
3. 夏に恋する女たち
4. RAIN
5. 光のカーニバル
6. RENDEZ-VOUS
7. グランプリ

2nd Set
8. 「風林火山」メインテーマ
9. 「砂の器」よりピアノ協奏曲「宿命」第一楽章(抜粋バージョン)
10. 黒のクレール
11. TANGO
12. 空へ
13. ベジタブル
14. Shall we dance?

encore
15. ピーターラビットとわたし
16. 色彩都市

シンフォニック・コンサートにいらしてくださり
ありがとうございました。
コロナ対策のため、客席が寒かった、ということを聞きました。
そのような中、最後まで暖かい拍手をいただき
無事、終えることができましたことに
心から感謝申し上げます。
(続く) pic.twitter.com/Qrbe346XeN

— 大貫妙子 official (@OnukiTaeko) December 21, 2020

今年のクリスマスコンサートはどうなるかと思いましたが、8月にビルボードやれてるんで12月も大丈夫だと思っていたら、感染拡大の状況がひどくなっていて、いや危なかったと思います。私も本当に迷いました。入場には間隔をあけて、名前と連絡先を提出して、退場は時間差で、席は空間をあけて設置とか。いろいろ工夫されていました。空席もぽつぽつとあり、チケットを買ったときと状況が違うことから仕方がないと思います。

小芝居調でスタートしたので「あれ？またやるの？」と思ったのですが、すぐに終わり、ホッとしました。20周年記念コンサートということで、オープニングは1stシングルから。Saturdayがラストの方に来ないのは珍しい。途中最新アルバム「Round12」の曲は多かったけど、「edition 10」以外のアルバムからは全曲入っていました。

しゃべりがいつもに比べるとぐっと少ないので、曲数多いかと思っていたら、去年と変わりない。配信しているせいでしょうか？いつものゆるい感じの方がいいと思いますが。「Killing You」の間奏で私も樋口さんのギターソロに見入ってましたが、ミズノさんの声が入ってこなくて「あれ？」と。歌い出しをミスりました。

公式にはセットリストのラストがスターダストになってますが、そこで配信を終了させ、ミズノさんと堀くんが残って「Salon de Mari Platinum Songs Special Edition」から「Christmas Time is Here」を演奏してくれました。著作権の関係で配信ができないそうで。配信時にカバーをやると気をつけないとならないところですね。それでセットリストが変更し、バタバタしたんだろうなというのはわかりました。でも現場に行くリスクを冒した人にだけのスペシャルプレゼントで嬉しかった。

珍しく苦言を呈します。「Round12」の曲を吹いているときは違和感ないんですが、それ以外の曲になると、とたんに「？？」な音。不協和音と言っていいくらい。山本一さんがいないからかな。8月のビルボードにはいた。トランペットの佐々木史郎さんは去年はいなかったけど、8月のビルボードや2016年頃にはいらしたので、わりと馴染みありますが。このメンバーで「Round12」録音したのか？（クレジットなし）。ともあれ明らかに調整不足だと思います。

日時：2020年12月19日（土）
会場：日本橋三井ホール
時間：開場 16:45 　開演 17:30

1. HAPPY-GO-ROUND（1st single／volume.one）
2. Desert Moon（PM2）
3. Saturday（Type III）
4. Angel（Quattro）
5. Olive（♭5）
6. さよならシーサイド（Round12）
7. 甘い予感（Round12）
8. Strawberry Waltz（to the nines）
9. 東京ベイ（After 6）
10. 恋色の街（Round12）
11. Free（passion 8）
12. 悲しい夜の過ごし方（Round12）
13. Mr.Deckerd（Round12）
14. Lost In You（volume one plus）
15. Killing You（11）
16. 虹のパズル（Flght 7）
17. Oceanside Liner（♭5）
en
18. Silent Night（Song For You）
19. スターダスト（Round12）
20. Christmas Time is Here（Salon de Mari Platinum Songs ～Special Edition～）

ミズノマリ（Vo）
杉山洋介（G,key）
樋口直彦 （G）
坂本竜太（B）
濱田尚哉 （Dr）
堀秀彰 （Key）
春名正治（Sax）
佐々木史郎 （Tp）
佐野聡 （Tb）
黒沢綾 （Cho）

銀座のスタジオ「音響ハウス」のドキュメンタリー映画。最初はプロモーション用のショートフィルムだったのがどんどん話が大きくなっていって劇場公開されたもの。

「Melody- Go-Round」という曲づくりのドキュメンタリー、縁の深いミュージシャンのインタビュー、エンジニアやプロデューサーらスタッフのインタビューの三部構成。私は大貫さんが主題歌の歌詞を担当され、出演されているので観に行ったのだけど、充実した内容で満足。最初はバンド（ギター、ドラム、キーボード）、次にバイオリン（ストリングス）、次にブラスセクション、最後にボーカルという段階を経て組み上がっていく様子を観ているだけで楽しい。その上、ミュージシャンやスタッフの話も興味深い。

テーマ曲である「Melody-Go-Round」は大貫さんご自身で歌ったらとても似合う曲だと思う。是非。

幸宏さん、この時は相変わらずキレのいいドラミングでお元気だったのだけど、その後手術のために入院されてしまったようで、元気なお姿をまた見せて欲しいものです。

2020年11月23日、ユーロスペースにて。
「音響ハウス Melody-Go-Round」公式サイト
主題歌：Melody-Go-Round　各キャリア配信URL