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戯曲

薔薇十字團・渋谷組

初出:『新劇』1986年6月号
収録:「花のさかりに…」p205~272 テアトロ 1986.12.10
「清水邦夫全仕事1981~1991下」p79~118 河出書房新社 1992.11.30

【上演データ】
1986(昭61)年4月24日~30日
パルコ制作公演
会場:パルコ=スペースパート3
演出:清水邦夫
美術:朝倉攝
照明:服部基
音響:深川定次
舞台監督:高田憲治
製作:増田通二
制作:山田潤一/内藤美奈子
出演:吉行和子/蟹江敬三
【あらすじ】
 骨董屋を営んでいる通は最近妻を亡くしたばかりだが、本人は妻は家出していると思っている。その様子がおかしいことに気付いた小学校の同級生たちは、通が気落ちしているのものと思い、お金を募って「バラ戦士の会」という派遣制の売春をする団体に通のところへ行って慰めてくれるよう前金で頼んだ。
 一方通の方はそんなこととは知らず、アンティークな電気スタンドを並べた部屋に今日も新しいスタンドを買って来た。そこへ「バラ戦士の会」から派遣された女がやって来るが…
【コメント】
 非常に珍しい二人芝居です。蟹江敬三と吉行和子なら二人で充分という感じの芸達者なお二人です。
 電気スタンドを人にみたてて「この連中」と呼ぶ男の話を思いついたはいいけれど、マニアというのはそういうことを本当にするのかどうか不安になったが、そういう人物を実際に見かけたと、エッセイに書いてありました。今は、はっきり言って「普通」です。例えばマニアでなくてもネットワークにつながれたパソコンって名前が必要じゃないですか。その名前で呼んだりしませんか?日常的に。そういう意味で先駆的な視点をもっていたのかもしれません。
 蜷川幸雄が電気スタンドを集めるのが趣味だということを後から知ったというおまけがつきますが…。

【再演】「二人だけの薔薇十字団」
2004(平成16)年9月10日~20日
木冬社 サイスタジオにおける小さな公演 Vol.7
会場:サイスタジオ大山
演出:清水邦夫/松本典子
出演:吉田敬一/新井理恵
【コメント】
私は観ることができませんでしたので、お許しをいただいて下記リンクさせていただきます。
こんなんでもいい?m-sanの主に舞台のつぶやきより「二人だけの薔薇十字団<木冬社>」
 


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