最近読んだ本、見た映画・芝居、聞いたCD
» 全記事一覧
2002年6月14日
■著者:ロドリゴ・レイローサ著,杉山晃訳 ■書誌事項:現代企画室 2001.9.20 ISBN4-7738-0110-7 ■感想 グァテマラ生まれでタンジェに住んでいる若い作家。ポール・ボウルズに師事(?)していたという。羊の番をする少年の話とコロンビアから休暇に来てパスポートをなくした青年の物語がまったく関係なく進んで、最後の方で交錯する。 モロッコの町並みの入り組んで、乾いた感じが肌に感じられる。幻想的だが、非常に現代的な物語。古い世界と現代社会が入り交じって、意外と面白かった。短いので、気軽に読めます。もっとたくさん読みたいという気になりました。
Tweet その他海外文学
» もっと見る
Copyright © 2001-2018 Yuko Nagai All Rights Reserved.